俺たちの最後にして真の反乱

俺たちの最後にして真の反乱

あの時
天は俺たちの頭上に落ちなかった
それでも
俺がいた場所に、お前はいなかった
国家の勲章で
はち切れそうな軍服
友よ、俺たちはあまりにも多くを見て
あまりにも早く老いてしまった

俺は北海道のアイヌのように
故郷でよそ者となり
土方歳三のように
時代の終わりを拒み
昭和十一年、二月
若き将校のように反乱に立ち
三島由紀夫のように
国そのものに挑む

希望もなく
敗北だけが待つ蜂起
己の信念のための戦い
あの西南戦争のように
それは、人がただ立ち上がり
敵に向かって突き進むこと
俺たちは皆、ここにいる
これが俺たちの
最後の
そして真の反乱だ